「Fiat Uno」

その車 1
Fiat Uno は言わずと知れたジュジャーロがスタイリングを手がけたコンパクトハッチバックですが、何より私がイタリア車党になったきっかけの車でもあるのです

車の成り立ちやスペック等はぐーぐる先生に任せるとして(汗)、ここでは私の手に入れた車について少々

○I さんによれば、グレードは 70S で 83 年式の近鉄モータースもの
 日本に入ってきた Uno の中でも最初期のものでしょう(登録は 12 月)
 シート生地に大きめの5本斜線(当時の Fiat のロゴ)が織り込まれたシンプルなもの
 ヘッドレストも布張り(以前、乗っていた Uno Selecta は樹脂むき出し)の豪華仕様(笑)

購入した車はエンジン等に手が入っており、シングルキャブからツインキャブに変更されていました
 X1-9 などで良く行われているチューニングらしいのですが、確かにパワフルで威勢の良い排気音です
 問題はチョークが無く、始動がちょっと面倒(というか、チョークは楽)
 吹かさないといけないのでちょっと近所迷惑
 燃料をがんがん吹くので燃費が悪い(5 km/L ぐらいか)し、どうやら触媒も役に立ってない...
 当時の CG 誌によれば、オリジナルは東京都内で 7 〜 8 km/L、高速巡航 17.2 km/L らしいので、まあ悪いですね(苦笑)
 Selecta は排気量 1.1 L の 55 PS で当時名古屋市内最低 13 km/L(通常 15 〜 16 km/L)でしたのでかなり悪い...
 現在のところ実用車になってませんね。

足回りはザックスに交換されているとのことですが、既に賞味期限切れで、よろしくない状態...
 サスペンションアームの錆も問題ですが、ブッシュ類などトータルに改善したいところ
 やはり毎日乗る車なので早く何とかしたい...

Uno かわいいよ、Uno
実にクリーンなスタイル
キャラクターラインがはっきりしており「硬い」印象を与えているが、実は曲面に富む外装
ペラペラのドアなのにしっかり立体感があるのは効果的なプレスラインのため。軽自動車の手本か?(今の軽自動車のテクニックの方がすごいですが)
とにかく、コンパクトカーのお手本のような Uno なんですが、あまりの何気なさ、「フツウであること」が最大の美徳と言う車なので、日本ではどんどん失われつつあります。残したい車なんですがねぇ
もっともイタリア本国のeBay 出展状況を見ると Tipo の方が全世界的に圧倒的にやばい(苦笑)。こちらも格好良いと思うんですけどねぇ...

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