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(前回までのあらすじ)完璧な計算と思って購入したアルミホイールのオフセットは純正と強烈に異なり、PCD チェンジャーを取り付けていては車体から大幅にはみ出してしまう。仕方ないのでハブの加工を行うことにした。
とにかく純正のオフセットを測ると以下の通り。
F: 47 mm、R: 50 mm
(手元の物差しで測ったので精度は?)
手元にあるホイールのオフセットがフロント/リア共に 30 mm。
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このままま装着しても 17 mm/20 mm 外側になる計算。
が、タイアサイズも純正の
F: 220/55 R390、R: 240/55 R390
から
F: 205/55 R16、R: 225/55 R16
に変更するので、タイアの外側基準では10 mm/13 mm の出っ張りで済む。
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フロントタイア。
タイアの上でコブシを上下できることは内緒。
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こっちはリアタイア。 |
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この通り、ハブとホイールの間にはスペーサーはありません。
ブレーキディスクをサービスで研磨してくれてますね。
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フロントホイールを外すとこのようになってます。
元のボルト穴の横にスタッドボルト。
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直接見ることができるのはブレーキローターで、ハブはこの内側にあります。 |
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こちらはリア側。フロントと随分違いますね。
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今回、タイアをリフレッシュして乗り心地を良くしようと言う試みでしたが、意外に手間取りました。
タイヤ/ホイールの重量を減らすことも目的の一つだったのですが、純正の
F: 17.5 kg、R: 18.3 kg
に対して
F: 16.8 kg、R: 19.0 kg
とフロントは軽くなり、リアは(予想外に)重くなりました。
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この理由としてヨーロッパ仕様の純正ホイールは幅が狭いことがあげられます(径も小さいです)。ここのページに328日本仕様の前期型純正タイア/ホイールは 21 kg/22.5 kg とあります。インチサイズの後期型ホイールやモンディアルTも同等であるのなら、軽くなっていると言えば軽くなっていると言えます。ちなみに新しいホイール単体の重量は
F: 7.5 kg、R: 8 kg
で鋳造ホイールとしては軽い方かなと思います。 |
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ま、そもそものホイール選びに問題があったことは否めません。こー言う方法もあるのだとどこかで参考にしていただければ幸いです。
PCD チェンジャーは軽くても 1 kg はあるでしょうから、バネ下重量を増やさない点で有効かと思います。
また、この方法ならイワシ棒を使わなくてもホイールの取り付けが楽です。
何よりホイールが入手しやすくなったことは大きいです。その気になればスタッドレス用を用意することもできます。
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ただ、問題はいくつかありました。ブレーキローターを外すことができないので、見ることはできませんが、ハブの外径は元のボルト穴も外周に近くなるほどで、強度面で PCD 114.3 を選択したことがアダになり、スタッドボルトはぎりぎりに取り付けざるを得なくなったそうです。100 ならまあ問題ないでしょう。
もう一つの問題はフロントハブベアリングが壊さないと外れなかったこと。工賃そのものは PCD チェンジャーの製作と大差ないのですが、これは痛かったです。
もうやらない。
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