「トヨタ コロナ」

その車2
イレギュラーな T140 系を除き、柔らかなラインが伝統とも言えるコロナですが、この車も角が取れたスタイルをしています
 5ドアのみからスタートした T150 系コロナは実用 FF 車としてまじめに設計されており、無駄な華飾がありません。全体に目を引く車体を一周するプロテクターも基本的には実用パーツであり、現代車の様にドアパンチ即へこみ、を大幅に軽減するでしょう
 リアハッチはかつての「リフトバック」同様、傾斜したタイプですが、現代のヨーロッパ車に見られるスタイル重視の5ドアハッチバックと異なり、ルーフ後端が結構うしろに寄り、ヘッドスペースを稼いでいます。まじめです

同年に発売された E80 系カローラ/スプリンターと比べ、若干古くささを感じるのは、私の思入れの違いでからでしょうか...?

全長は E80 系カローラ/スプリンターより 20 cm 程度長く、ホイールベースが 10 cm、残りが主に後端に割り当てられています
大きなヘッドライトとその下のウィンカーの2段構成。そのおかげでシャープさには欠け、野暮ったさを感じる程です。ボンネット先端がグリルに回り込む構成は L20 系コルサ/ターセル/カローラ II と同じ

バンパーは安い車で良く使われる PP と異なりウレタン。グレードによってはカラードバンパーになりますが、この車は無塗装の黒。私好みです

ペールグリーンメタリック(6G9)は珍しい色です

リアハッチはバンパーレベルから開くだけではなく、テールランプを縦長にして開口部も広くしています

リアハッチ部分のプロテクターモールは飾りの意味しかありませんが、ここにバックライトが設置してあるのが泣かせます

ガバッと開きます
伝統のコロナエンブレムに「CORONA」ロゴ
ランチア テーマのマイナーチェンジ後の様にヘッドライト下にウィンカーのアンバーイエローのライン

ランサーフィオーレ/ミラージュも同じ処理

コロナが最初か?

比較的上目に取り付けられモール

ストライプは「SX」にのみの標準装備です

グレードに特化したデザインです

縦長のテールライトのおかげでテールゲート開口部がこんなに広く

面白いのはテールランプ取り付け箇所はボディ角が削り取られたところ

多少。上級の車らしく、ステッカーではありません
純正のアルミホイールは 13 インチはオプション

タイアサイズは 175/70


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