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私がクイント インテグラを手に入れたいと思った際、他の候補として E80 系スプリンターとこのファミリア アスティナが最上位にありました
これでようやくすべてのコマがそろった訳なのでそれぞれを比較してみましょう(すべて私所有の車両の仕様です)
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全長 mm
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全幅 mm |
全高 mm |
ホイールベース mm |
車重 kg
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アスティナ |
4260 |
1675 |
1335 |
2500 |
1000 |
クイント インテグラ |
4350 |
1665 |
1345 |
2520 |
980 |
スプリンター |
4150 |
1635 |
1380 |
2430 |
930 |
比較すると、アスティナとインテグラの全長差はそのままリアオーバーハングの長さで、アスティナのテールの短さが際立ちます。スプリンターとは全長差はホイールベースの差がほとんどですが、前後オーバーハングの割合が異なり、スプリンターよりフロントは長く、リアは短くなっています
全高はスプリンターが最も高く、キャビンも荷室も最大です。リアハッチがバンパーレベルから開くこともあり、圧倒的に使い勝手が良いです。さすがカローラ姉妹
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全体的な印象としてはスプリンターは完全なフレンチセダン、アスティナはクーペ、クイント インテグラはクーペと思ってましたが、どちらかと言うとセダンに近いと感じました。いわゆるスタイリッシュセダンで、リア部のボリュームが小さいので伸びやかに見えます
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リトラクタブルヘッドライト前端の高さはアスティナの方がわずか(1 cm 程)低いのですが、回転軸の位置の違い、ヘッドライトカバーの長さ(アスティナの方が縦方向に長い)の違いから、ポップアップ時の突出量が大きくなります。ライトそのものは同じ規格の角形ライトです
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三者三様ですが、構成としてはクーペのアスティナとクイント インテグラは似ています
スプリンターのナンバーの配置は独特というか唯一無二です
横一文字のガーニッシュでつないだ横長テールライトは当時の流行。クイント インテグラが特別です
中央の車名がイカします
中でもスプリンターはシルバー塗装の切り文字がガーニッシュに埋め込み接着されていて凝ってます
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開口部はテールライトクラスターの上からです
スプリンターに比べれば、浅めですが、必要十分
トノボードは立体成形の一体もので、リアシートがリクラインしないので単なる荷室カバーです
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こちらも開口部はテールライトクラスターの上からです
ハイデッキでもないので、浅めですが、奥行きはあります
トノボードは圧縮ボードに布張り、中折れ式です
リアハッチの開閉に連動する「ヒモ」はありません
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スプリンターのみバンパーレベルから開きます
実用車のスプリンターはトノボードにも一工夫有ります
後席もリクライニングできるためトノボードもアレンジできる様になっています
これがなかなか秀逸でボードは中折れする様にできているのですが、ボードの前3分の2を下にたらすことでリクライニングの余地と荷室とのパーティションを作ります
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車の性能に関しては 1983 年登場のスプリンター、1985 年のクイント インテグラ、1989 年のファミリア アスティナと言うことで、年式の差は如何ともしがたいところです
MT と AT の差も有り、アスティナの走りは軽快かつパワフルです。堅めの足回りも合わせてコーナリングもガンガンこなせます。一方のスプリンターはトヨタの大衆車らしいロールの大きい柔らかめの足のおかげか、アンダーがすごく、走ることに向いてない感じです。おっとり走るに限ります
クイント インテグラは AT がもっさりして、プラス 100 cc のパワー感が感じられません(元々アスティナより 10 PS 低いですが)が、4ドア VX(1500 cc)の軽快な走りを考慮すれば、MT なら「走れる」車だと思います。とは言え、アスティナに比べるとスポーティー感は低めです
以上、ボディ形状は皆、リアハッチの寝た5ドアハッチバックと共通ですが、性格が異なる3台の比較でした
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