MT vs AT

Alfa Romeo Alfa 156は 97 年の発表時4気筒と V6 のそれぞれ MT のみでスタートしました。4気筒のツインスパーク(TS)には5速、V6 には6速と言う構成。その後、99 年に AT が追加されました。それもありふれた AT でなく。

TS モデルには自動クラッチのセレスピード、V6 にはトルコン AT でありながら MT の様な H パターンのシフトレバーを持つ Q システム。どちらも完全自動の AT モード(シティモード)も設定があるものの、基本的に MT のようにドライバーの意思でシフトチェンジしてもらうことを前提としています。
 このような AT の設定をすることで Alfa Romeo をスポーツ指向の自動車会社であることを印象づけ、プレミアムブランドとしての地位の獲得につなげているのだと思います。

では MT と AT ではどちらを選べば良いのか?
 基本的にはどちらも MT なのですから新し物好きは AT、根本的 AT 否定(拒否)派は MT を選ぶのが良いのでしょう。完全な AT しか選択できない人は Q システムしか選択肢は無いでしょう。車が乗り手を選んでますね。

私の場合、新し物好き(十分古くなりましたが...)ですので AT タイプ、完全な AT モードも選択したかったので Q システムとしたかったのですが、V6 の Q システムはまず革内装しか選べなかったので(*1)、セレスピードにしました。スムーズなシフトに微妙なアクセルワークが必要なところはすぐ慣れました。


*1:V6 は革内装が標準でスタート、途中オプションになりました。
しかし、革内装でない V6 はあまりなさそうです。

戻る